「性格4タイプ別 習慣術 古川武士 (著)」を読みました。
著者は、習慣化コンサルタントという肩書きで執筆などをおこなっている古川 武士さん。
本書では、童話「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」に登場する4匹をモチーフに、
それを組み合わせた4つの性格タイプを診断。
それぞれに合った習慣術を教えるという内容でした。
面白い内容だったので、私なりにまとめたものを紹介します。
まずは自己診断
まずは本書の質問に沿って自己判断を行い、自分のタイプを見つけます。
調べてみると、診断してくれる公式サイトもあるみたいなので、
ここから診断してもよさそうです。
タイプの解説
続いて診断する4つのタイプを紹介します。
ウサギ×アリ タイプ
真面目でスピーディーにやるべきことをしっかりとこなす。
スピード感があるので、タスクがテキパキと終わっていく。
タスクが終わってないと落ち着かなくて、自分の時間は後回しにしがち。
ウサギ×キリギリス タイプ
好きなことを見つけると一気に行動をする。
熱を持った時の爆発力がすごいので、短期間の仕事に強い。
その分冷めやすいので飽きると続かない。義務的な仕事が苦手。
カメ×アリ タイプ
計画的でコツコツと積み上げる持続力がある。
気分のムラも少なく、組んだ予定をしっかりと行動できる。
しっかり準備してから始めたいので初動が遅れる。大雑把な人にイライラする。
カメ×キリギリス タイプ
好きな事をコツコツと積み上げる大器晩成型。
将来の夢を描いて、そのために必要な事を情熱を持って続けることができる。
しかし気分が乗らないとダラダラして、せっかく立てた予定が崩れがち。
タイプ別習慣術
ウサギ×アリ タイプ
程よいルールや緊張感があると力を発揮する。
例えば、週間・月間の目標を設定して、それを親しい人に宣言する。
行動しなかった時のデメリットを書き出して緊張感を生ませる。
全てのタスクを100%終わらせる意識でいるといつか息切れするので、
「今日はここまで!」という制限を設ける。
ウサギ×キリギリス タイプ
変化、成果、手応え、成長、刺激があると続きやすい。
例えば、SNSを開設して成長過程を多くのユーザーに見てもらう。
既に身についている習慣に、行動を上乗せして「ながら作業」をする。
色々な方法を試してみて、気分が乗る自分に合った方法を最適化していく。
カメ×アリ タイプ
計画と実行する行動が決まっていると力を発揮する。
まずは計画を丁寧に書き出して、自分のやるべき内容を明確化する。
小さく始めてだんだんと量を増やしていく。
タスクが実行出来なかった時の例外ルールを決めておく。
カメ×キリギリス タイプ
楽しさを取り入れて、ストレスフリーな環境で力を発揮する。
目標はゆるく設定して、力まずにまずは始めてみる。
中断した罪悪感を消すため、その分を消化する時間をあらかじめ設けておく。
「最低限やること」を決めたらあとは制限なく自由にやってみる。
私の場合
本書を読んで私なりに自己判断をしてみたのですが、
私はおそらく「ウサギ×キリギリス」タイプです。
ただこれって、他のタイプにも当てはまる箇所が結構ありますよね?
少なくとも私はそうでした。
なので、自分のタイプをベースに考えて、
随所で他タイプの方法を試すといいのかな?と考えています。
実践していること
「ウサギ×キリギリス」タイプは、
今続いている行動に上乗せする「ながら作業」がいいとありましたが、
私は、車の運転中に本の朗読アプリを流すという習慣を上乗せした結果、
今のところいい感じで続けられています。
このブログもTwitterにアップしてみんなから反応を貰えることがモチベーションになっています。
課題
逆に課題としては、やりたいことが多くて作業が分散していること。。
とにかく興味を持ったものに手を出すタイプなので、
かけれる時間が分散→結果が出ない→冷めて止める
という流れがよくありました。
やることの厳選と、小さな目標を作って細分化。
この2つは今後やっていこうと思います。
みんなも試してみてね
今回紹介した内容な本書のほんの一部に過ぎませんので、
なかなか習慣が身に付かなくて悩んでいる方は、ぜひ本書を読んで挑戦してみてくださいね!
それではまた