キャリアを縦ではなく面積で考える

最近読んだ本で印象に残ったコト。

キャリアを縦に考えるというのは、同じ職種や業界で深く専門的な知識や経験を積んでいくこと

一方で、キャリアを面積で考えるというのは、異なる職種や業界で幅広い経験を積むことを指します。

キャリアを縦に考えることは、専門的なスキルや知識を深めることができるため、その分野での評価や報酬の向上、さらには専門的なリーダーシップや管理職に就く機会が増える可能性があります。

しかし、一方で、ある一定のポイントに達すると、その分野の限界に直面することがあります。さらに、将来的にその分野が衰退した場合には、キャリアを継続することが難しくなる可能性があります。

一方で、キャリアを面積で考えることは、異なる業界や職種で広範な経験を積むことができるため、複数のスキルや知識を身につけることができます。

そのため、ある業界や職種が衰退した場合でも、他の分野でのキャリアを継続することができる可能性があります。

さらに、異なる業界や職種で働くことによって、新しい人脈や視点を得ることができ、キャリアにおいて新たな可能性を開拓することができる可能性があります。

キャリアを縦に考えることも重要ですが、キャリアを面積で考えることも同様に重要です。

自分が興味を持つ分野や業界で深く専門的な知識や経験を積みつつ、同時に異なる分野や業界で新しい経験を積んで広範な視野を持つことが、より良いキャリアを築く上で重要な要素の一つとなります。

例として、俳優業で挫折した俳優の卵が、営業の仕事に転職した所、
持ち前の演技力と人当たりの良さに、プレゼン力が組み合わさって抜群の成績を残したそうな。

自分の強みを横に広げていって、自分の戦えるフィールドを見つけたいね。

参考:できる30代は、「これ」しかやらない 会社に使われて終わらないシン・働き方の教科書 松本 利明 (著)