最近、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』1期を観ました。
人間のあらゆる心理状態を数値化出来るようになった近未来が舞台の面白い話でした!
特にお気に入りなのは、登場人物の槙島聖護(まきしましょうご)というキャラクターです。
彼の名言には、読書を通じて自分の精神状態を調べる良い方法がありました。
本は感覚を調整するツール
本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある。
槙島聖護 PSYCHO-PASS サイコパス 15話
槙島聖護というキャラは非常に読書家で、
作中でも何度か名作から言葉を引用したりしています。
そんな彼が、仲間に本を薦めた際に言った台詞がこちらです。
調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。
そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える。調子が悪い時でも、スラスラと内容が入ってくる本もある。
槙島聖護 PSYCHO-PASS サイコパス 15話
なぜそうなのか考える。
本を読んで今の調子を知る
本を読んでいて内容がなかなか頭に入ってこない時、
そんな時は大体、体の調子が悪かったり、悩み事がある時。
本を読むことは、自分の体調を調べるためツールになります。
しかし、原因を解決できればまた読書に集中出来ますが、
たまになぜか読む気にならない日があります。
そんな時は、何が原因なのかを探してみる必要があります。
どんな本なら読みたいと思えるか
例えば、ビジネス書を読んでいたが急に読みたくない日がやってきた。
そんな時は、ほっこりする感動系の小説はどうか?
難しい言葉が出てこない詩集などはどうか?
というように、本一覧をずらっと見渡して読みたい本を探してみます。
人間は疲労した時、レモンのような酸っぱいものが食べたくなるのと一緒で、
頭の中も、今入れたい情報の本を読みたくなる現象があるのではないでしょうか。
必ずしも本である必要はない
ここからは私の持論ですが、
そもそも本を読みたくない時もあります。
そんな時は、脳が疲れていて情報を入れたくない状態なので、
音楽をかけたり、何もしない事もいいと思います。
避けたいのは、気分が乗らない原因がずっとわからないこと。
自分で意図的に原因を探って気分をコントロール出来るようになれば、
ちょっぴりいい日常を送れるような気がしています。
オススメのアニメ!
槙島は電子書籍は味気ないとし、紙の本を薦めていましたが、
この感覚は、電子書籍や音声朗読でも共通していると思います。
アニメ本題とはだいぶ逸れましたが、
とにかく『PSYCHO-PASS サイコパス』は最高でした!
メタバースが登場する作品ということで観始めましたが、
ちょっとディストピア的な未来を見たような感じがして、
脳みそグルグルされてる感覚がたまらない〜
ちなみに今回紹介した槙島聖護は普通に敵キャラなのでご注意を。笑
ぜひ興味がある方は観てみてくださいませ。