こんにちはナオサンです。
今回はデザインを作る時、文字に使う影(ドロップシャドウ)のテクニックを紹介します。
YouTubeのサムネイルや自社商品のポスター、プレゼン資料を作った時に、
「完成品がなんかしっくりこない」
「全体的にもっさりしている」
そんな経験のある方は、ぜひこちらの方法を試してみてください。
私がデザイナー時代に先輩から教わった今でも活用しているテクニックです!
1. 色は背景に合わせる
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow1-1024x576.jpg)
影の色と聞くと真っ黒にしたくなりますが、
黒はかなり強い色なのでそのまま使うと、もっさりしたイメージになりがちです。
ここは、背景で使っている色を利用してみましょう。
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow4-1024x410.jpg)
今回の例に使った「背景色」と「影の色」はこんな感じになります。
背景の色から彩度(色の鮮やかさ)を上げて、
明るさを下げると自然な影になります。
あとは自分の目で調整しながら配色すればOKです!
影はあくまで文字を目立たせるサブ的な役割なので、
配色で悩む時は、少し薄めなくらいで抑えておくのをオススメします。
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow10-1-1024x576.jpg)
サムネイルみたいに文字の周りは白色でも、画像内で使っている水色を影色にすることで
全体的にバランスを取るような応用もできます!
2. ぼかしを大きくしない
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow2-1-1024x576.jpg)
影を大きくしすぎると文字の輪郭もぼやけて、もっさりデザインになりがちです。
影のぼかしを抑えて輪郭をスッキリさせましょう!
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow5-1024x306.jpg)
Photoshopでの操作画面はこんな感じです。
スプレッド(影のぼかし具合を調整する値)を上げて、
サイズ(影の大きさ)を下げています。
これにより、ぼかしが少なくシャープになり、サイズが小さくなった影が出来ました。
影が小さくなった分、少し色を濃くしてメリハリをつけています。
ぼかしが大きい方が良いシーン
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow7-1024x576.jpg)
背景が賑やかな場合は、ぼかしを大きくした方が有効な場合があります。
文字を入れただけでは読みにくいので、ぼかしを入れて上げることで読みやすくなります。
とはいえ、やりすぎるとダサくなるので、
文字が認識しやすい所までにしておくことをオススメします!
3. 境界線と組み合わせる
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow3-1-1024x576.jpg)
影を入れる理由として、文字を目立たせるという目的があります。
より目立たせる方法として、境界線と影の2つを使うことをオススメします。
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow8-1024x377.jpg)
影は文字に立体感を出して目立たせてくれますが、
そこに文字全体を縁取る境界線を入れることでより目立たせよう!という寸法です。
![](https://70sanblog.com/wp-content/uploads/2022/11/shadow9-1-1024x489.jpg)
Photoshopの場合は「境界線」と「ドロップシャドゥ」の2つの効果を入れましょう。
これだけでだいぶ目立って読みやすい文字が出来るので、
プレゼン資料や、動画の字幕などにオススメの方法です。
終わりに
ポスター、プレゼン、POP、サムネイル、イラスト etc…
デザイナーではなくても、日常でデザインをする機会は多くあると思います。
影1つ取っても表現方法は色々あるので、
何かしっくりこない時に試してみてください!
それでは!